『ペーパードライバーと初心運転者の方へ送る運転の豆知識』

メンバーズサイトなどの閲覧についてのお知らせ

いつもありがとうございます。
細川です。

今日のブログでは、大切なお知らせをいたします。

特に【ペーパードライバーWebドライビングスクール】のユーザー様やご購入をご検討頂いている方々はお知らせ内容の確認と該当される場合は対応をお願いいたします。

-----------【お知らせの内容】-----------
当研究所が運営するhttps:〜から始まる接続ウェブページにおいて、2018年6月12日より順次「TLS 1.0/1.1」が無効化され、TLS 1.2のみの対応となります。

【ペーパードライバーWebドライビングスクール】や【40代、50代からの運転免許取得術】のメンバーズサイト、サポートサイトなどがこれに該当します。

■「TLS 1.0/1.1」の無効化による影響について
TLS 1.2に対応していない一部端末やブラウザーでは該当ウェブページの閲覧が出来なくなったり、正しく表示されなくなります。

■TLS 1.2に対応していない一部端末やブラウザーについて
 [パソコン]
・Internet Explorer 10.0以前
・Mac OS X 10.8以前のSafari
・Google Chrome 29以前
・Firefox 26以前

 [スマートフォン]
・Android 4.4以前の標準ウェブブラウザ
・iOS 4以前の標準ウェブブラウザ
・Google Chrome 29以前
・Firefox 26以前

 [フィーチャーフォン](ガラケー)
・すべての環境で影響を受けます

■対応方法について
該当する古いブラウザーなどをお使いの場合は、ご利用の機器、ソフトウェアを最新版に更新するなどご対応の上、TLS 1.2 に対応するウェブブラウザをご利用ください。
---------------------------------------------

さて、こういった説明はパソコンやインターネットが苦手だと思っている方にとっては分かり難くいのではないかと思います。

そこで今回の「TLS 1.0/1.1」が無効化の理由や背景などについて分かりやすくお話しをしたいと思います。

数年前からホームページなどのサイトは、接続時の安全性を高めるためにSSL接続といってhttps:から始まるサイトが主流になってきています。
(ちなみにSSL接続ではないサイトはhttp:から始まります。)

ssl.jpg

当研究所が運営しているメンバーズサイトなども全部ではありませんが、https:から始まるサイトになっています。

しかし、接続する側(ご利用者さま)のブラウザー(インターネットエクスプローラやGoogleクローム、サファリなどのこと)が古いバージョンだと脆弱性があり、安全な接続が保証されません。

そこで、今現在最も安全なTLS 1.2 に対応するウェブブラウザでないと接続出来ないようになるわけです。

これは当研究所だけが行うものではなく、Yahoo! JAPANを始め大手企業のサイトなどhttps:から始まるサイトの殆どが既に実施しているか、今後実施することになります。

時代の流れですね。

●あなたがお使いのブラウザーや環境がTLS 1.2に対応しているかどうかを調べる方法
先程もご紹介しましたが【Yahoo! JAPAN】は6月1日より今回のお知らせと同じことを順次実施しています。



上のTwitterの記事内でも紹介されていますが、あなたがお使いのブラウザーがTLS 1.2に対応しているかどうかを判定出来るページをYahoo!JAPANが公開していますので、下記のURLに接続して調べてください。

 https://security.yahoo.co.jp/news/tls12.html

このYahoo! JAPANセキュリティーセンターのページでは判定だけでなく、対処方法も詳しく詳しく説明されていますので、万が一該当する古いバージョンのブラウザーをお使いの場合は新しいものに更新して頂ければと思います。

ここ2〜3年の内に発売されたパソコンやスマートフォンをお使いの場合は、まず大丈夫だと思いますし、Googleクロームのブラウザーを使えばパソコンでもスマホでも自動で最新バージョンに更新されますので便利だと思います。

インターネットが普及したことで、私達の生活は凄く便利になりましたが、その反面安全性を保持するために今回のようなことは今後もあると思います。

では、以上のご確認をよろしくお願いいたします。
ありがとうございました(@^^)/~~~






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2018-06-07 | Comment(0) | TrackBack(0)

自動運転の実用化は難しい・・・その理由とは

こんにちは!細川です。
今日は自動運転の実用化について書きたいと思います。

完全自動運転がまもなく実現化するかのように巷では言われていますが、本当に実用化される日が来るのでしょうか?

私もいろいろと調べてみましたが、なかなか難しいのでは?と思っています。

ai01.jpg

実用化に向けての諸問題を挙げる前に、自動運転の定義(レベル)について今一度書きます。

自動運転は、どのような部分やシーンで自動化されているかによって5段階のレベルに分けられています。


◆レベル1(運転者支援)
加速・操舵・制動のいずれか単一をシステムが支援的に行います。自動ブレーキなどがこれにあたります。

◆レベル2(部分的自動運転)
走行環境を観測しながら、加速・操舵・制動のうち同時に複数の操作をシステムが行う状態をいいます。

ステアリングアシスト装置付き等がこれにあたります。

◆レベル3(条件付き自動運転)
限定的な環境や状況などで、システムが加速・操舵・制動を行います。

しかし、緊急時やシステムが扱いきれない状況下になるとドライバーに運転操作が戻されます。

でも、ちょっと想像してみてください・・・ 

それまで自動運転だったのが、いきなり操作を戻されたら。。。

ビックリしませんかΣ( ̄□ ̄;)

◆レベル4(高度自動運転)
高速道路上などのある状況下のみ加速・操舵・制動といった操作を全てシステムが行い、その条件が続く限りドライバーが全く関与しなくても自動運転してくれます。

ただし、特定の状況下を離れると人間の運転が必要になります。

日本では2020年までに実用化を目標としています。

◆レベル5(完全自動運転)
すべての運転が自動で行なわれ、さらに運転環境の監視、安全運行のための適切な対応も、自動で行なわれます。

日本ではレベル5の完全自動運転を2025年を目途に目指すとしているそうです。



2018年現在、レベル3の車両(アウディA8)の市販化が海外では始まるそうです。

しかし、日本ではまだ法整備が整っていないので未定とのこと。

そして、この【法整備】が自動運転を実用化出来ない最大の問題だと私は思います。

人工知能(AI)などの技術の進化は素晴らしくシステム面からみれば実用化は可能だと思いますが、法整備の面から見た場合だとまず無理なんじゃないかと思います。

例えば、次の図の状況下だと自動運転車(黄色い車)はどのような判断を下すのでしょうか?

ai.png

時速60Kmで走行中に先行車の大型トラックが急ブレーキをかけました。

このままだと急ブレーキをかけても衝突回避は無理で、下記3つの選択肢しかありません。

A:このまま真っ直ぐ進むと大型トラックに追突します(自車には家族が同乗しています)
B:左に避けると下校途中の子供達の列に突っ込むことになります。
C:右に避けるとベンチで休憩中のお年寄りにぶつかります。


このような究極的な判断を下さなければならいない時に自動運転車(AI)は、

・将来のある子供たちを守るのか?
・被害人数の少ない方を選ぶのか?
・他人を巻き込まず家族を犠牲にしてでも大型トラックに追突する方を選ぶのか?


このような場合では、正しい選択肢(回答)はないと思いますが、何れかの選択はしなければなりません。

さてさて、AIはどのような判断をするのでしょうか。

そして、もっと大きな問題があります。

事故が起きた場合の責任の所在です。

今のところレバル3まではドライバーに責任がかかりますが、レベル4以上の場合だと

・車メーカー?
・AIなどのシステム開発者?
・それともドライバー?

まだまだ議論の段階のようです。

他にも問題はあります。

自動運転車は、コンピューターウイルスに感染する可能性があるという話しもあります。

もし、自動運転車がハッキングされたら・・・怖いですね。

また、地震、津波、噴火などの大規模災害が起きた場合、地割れや陥没、建物や電柱の倒壊などで道路の状況が一変すると自動運転は使えなくなるという指摘もあります。

地震だけに限っても、「東海地震」87%、「首都圏直下地震」・「東南海地震」70%程度、「南海地震」60%程度の確率で30年以内に発生すると政府の地震調査委員会は発表しています。

自動運転が実用化した頃にこんな大規模災害が起きたら・・・ その時に役立つのはシステムの力か、人の力か。

こんなことを考えるのは私だけでしょうか。

進化して便利になるということは、その反面様々な問題も生ずるということになります。

先程も書きましたが、レベル3になっても緊急時やシステムが扱いきれない状況下になるとドライバーに運転操作が戻されます。

そうなると、やはり頼れるのは自分自身の運転力や危険回避能力ということになります。

私は運転支援システムなどの便利で安全に役立つものはドンドン活用していくべきだと考えていますが、まるっきりそれに頼ってしまうといざという時に困ることになるとも思います。

近未来では自動運転があたり前になるとは思いますが、それはまだ少し先のお話しのようですね。

今しばらくは自らの運転能力、安全能力を鍛えて楽しく運転していきたいものですね。

では、また(@^^)/~~~







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2018-04-01 | TrackBack(0)

運転免許証、返納の仕方 (母の免許自主返納に付き添ってきました)

こんにちは!細川です。

今日のブログ記事は高齢者事故防止のための『運転免許証、返納の仕方』について詳しく説明したいと思います。

先日に母の免許自主返納に付き添ってきたのですが、実際に行ってみるとネットなどで紹介されている返納方法や運転経歴証明書などの記述で違っていることがありました。

そこで、

・具体的にどのような手順で免許証を返納すれば良いのか?

・注意点は?

・返納した場合のメリットや特典とは?


など、リアル体験で分かったことをお伝えしたいと思います。

免許返納をお考えの方や、ご家族の返納を検討されている方などのお役に立てれば幸いです。


1.免許証を返納しようとした理由

私の母(家内の母・82歳)は30代で免許を取得し、これまでに大きな事故や違反もなくほぼ毎日運転をして来ました。

しかし、加齢による運転能力の低下が気になっていたので数年前から時々私が助手席に乗って運転チェックをしてきました。

その結果、最近では危険を感じる運転行動が多くなり、本人も怖いと感じることが増えて来たので、免許更新手続きをせずに自主返納することになりました。


2.免許証を返納する場所と注意点

運転免許証を取得する場合は免許センターや警察署で申請して発行して貰いますから、それを返納する場所ももちろん同じ所です。

具体的には、

・地元の警察署や運転免許センターに行って申請します。

・近くに警察署がない場所にお住まいの方は、交番又は駐在所でも申請が出来ますが、事前に住所地を管轄する警察署に予約の電話をする必要があります。

ここで注意点があります

『必ず本人が申し出る必要があり、申請代理人による手続きは受理されない』、と多くのネット記事に記載されていますが、

平成29年の後半頃から代理人による自主返納が出来る都道県が増えて来ているようです。

これは手続き簡素化で自主返納を促す目的があるようですし、病気などで入院されている方や、高齢者施設に入所されている方には朗報だと思います。

※お住まいの都道府県で申請代理人による手続きが出来るかどうかは確認してください
※代理人による申請方法は必ず地元の警察署に問い合わせてください。


●必要な物

・免許証

・印鑑(認印で可)

・運転経歴証明書を申請する方は証明写真1枚(縦3p×横2.4p、正面、上三分身、無帽、無背景、6か月以内に撮影のもの)と1000円が必要。

ここで運転経歴証明書について詳しく書きたいと思います。


●運転経歴証明書は身分証明書(本人確認書類)になるか?

本人確認書類として運転免許証を使用していた方が、自主的に返納された場合に、その代わりとなるものが『運転経歴証明書』です。

運転経歴証明書

『運転経歴証明書は金融機関などで、本人確認書類として認められています』、とこれもネットなどで記載されていますが、確認のため警察署で聞くと、

「必ずしも免許証と同等の本人確認書類にはならない」とのことでした。


その理由を聞くと、免許証は更新の度に現住所や写真が最新のものに変わるが、

運転経歴証明書は一度発行されると更新されることはないので銀行などによっては本人確認書類として認められない場合もある、とのことでした。


ただし、そうは言っても免許証に変わる身分証明書として使える所も多いようですから、返納される方は運転経歴証明書を発行しておいても良いと思います。

ちなみに、ウチの母も発行申請をしました。


●具体的な手順

1.私の母は地方に住んでいますので、地元(管轄)の警察署に行き自主返納の申請をしました。

そうすると以下のような申請用紙を2枚渡されました。

免許返納にあたっての確認書と運転免許取消申請書

※左は返納にあたっての確認書、右は運転免許取消申請書です。

それぞれにチェックや必要事項を書き込み提出すると、次に下のような『運転経歴証明書交付申請書』を渡されました。

運転経歴証明書交付申請書

ちなみに申請した警察署では運転経歴証明書に貼る写真はその場で撮って貰えるとのことでしたので、不要でしたし写真撮影の料金も要りませんでした(申請料1,000円は必要)

全ての手続きが終わると、下のような『申請による取消通知書』というものを渡されました。

申請による取消通知書

これは、各都道府県が行っている高齢者運転免許証自主返納支援事業を受けるために必要です。


3.高齢者運転免許証自主返納支援事業について


運転免許証を返納された方を支援する目的で、各市長村で様々なサービスを行っています。

これを受けるためには『申請による取消通知書』を持ってお住まいの役所に行ってください。

その他に必要な物としては保険証等の公的な身分証明書や印鑑などですが、市町村により違いますので前もって確認しておいてください。


ちなみに母が住んでいる所では以下の支援を受けることが出来ます。

※下記のいずれか一つ

@地元鉄道の安心お出かけ定期券

A地元バス運転免許証返納支援乗車券

B地元バス回数券

C地元タクシー利用券

ウチの母はタクシー利用券(2万円分の回数券)をお願いしました。発行までに4週間かかるそうです(^◇^;)

ちなみに、『運転経歴証明書』も発行までに4週間かかり、発行出来たら電話を貰えるので警察署まで取りに来て欲しいとのことでした。


以上が運転免許証返納の手順や注意点でした。

ここでご紹介した申請用紙や手順などは京都府のものですから各都道府県の警察より違ってくると思います。

免許返納を考えている方は、申請の前に地元の警察署に電話して確認を取ってください。


高齢者の事故防止策の一つとして、免許証の自主返納は大切なものです。

高齢者ご本人やそんな家族を持つ方は運転に危険を感じたら自主返納を検討してくださいね。

事故を起こしてからでは遅いですから。


では、また(@^^)/~~~

2018-02-22 | Comment(0) | TrackBack(0)
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