逆手ハンドル(内掛けハンドル)・・・ - 『ペーパードライバーと初心運転者の方へ送る運転の豆知識』

逆手ハンドル(内掛けハンドル)・・・

いや〜暑いですね。
でも去年に比べると朝晩が涼しいと思いませんか?

私は先週の土、日と連チャンで花火大会に行ってきました。

大会会場は土曜日は河原、日曜日は海沿いでしたが風が結構強く、
7時を過ぎると2日ともTシャツ半ズボンでは寒いくらいでした。

今年の花火大会は上に羽織るものを持って行った方がいいかも知れませんよ。
それと局地的に雨が降ることもあるので傘も忘れずに。


さて、本日のお題は『逆手ハンドル(内掛けハンドル)』です。
逆手ハンドルとは下のようなハンドルの持ち方をいいます。

1.jpg

先日の花火大会の帰り道に少し渋滞したので他の車のドライバーを観察すると、
今だにこの「逆手ハンドル」をしている方が多かったので今回のお題にしました。

皆さんの周りにも必ず1人か2人はこんな持ち方をしている人がいませんか?
私の友人にも何人かいたので理由を聞いてみました。

・ハンドルを切りやすい気がする・・・
・カッコイイ気がする・・・

ではこの答えが本当かどうか検証してみたいと思いますが、
その前に「逆手ハンドル」が広まった経緯を説明します。

今から30年以上前の車には「パワーステアリング」がほとんど付いていませんでした。

「パワーステアリング」とは人が少しの力でハンドルが切れるよう、
油圧や電動によるアシストが付いているハンドル装置のことですね。

今ではこの「パワーステアリング」が付いていない車を探す方が難しいですが、
私が免許を取った頃(32年前)の車にはほとんど「パワーステアリング」は付いていませんでした。

この当時、「パワーステアリング」が付いている車と言えば、
クラウンやセドリックなどのごく一部の高級車ぐらいでした。

「パワーステアリング」を略して「パワステ」といいますが、
付いていない車は「重ステ(オモステ)」と呼びます。

友人同士で車のことが話題になると、
「おまえの車パワステ?」
「いや、俺の車は重ステ」とこんな会話をしていました(^^;)

それでこの「重ステ」の車ですが、呼び名の通りムチャクチャハンドルが重かったのでした。
この当時、私が中古で買った車が「ケンとメリーのスカイライン」という車でした〈古〜〉

5.jpg

車体も重く尚且つエンジンがとても重たい車でした。
その重たいエンジンの下に前輪タイヤがあり、我が腕の力だけで切るのは本当に大変でした。

動いている時はまだ切れるのですが、止まった状態からの右左折や幅寄せをする時には
「逆手ハンドル」をしながら尚且つ体重をかけないとハンドルを回すことが出来ませんでした。

2.jpg
左に切る時は写真のように両手でハンドルを持ち、

3.jpg
体重をかけてヨイショ!と切っていました。
冬場でも駐車場で幅寄せをすると汗が出たのを覚えています(^^;)


このように、この当時の重ステの車は「逆手ハンドル」をしないと回せない、
という理由からこんな切り方が広まったのです。

ですから「内掛けハンドル」のメリットとは、
『ハンドルを切るときに力を入れやすい』とういうことだけです。

今の車には必要のない持ち方(切り方)ですね。
そんなことよりこの『逆手ハンドル』は危険な持ち方でもあります。

何が危険か?
まずこんな持ち方をして曲がっている時に人や車が飛び出したと思って下さい。

・クラクションが鳴らせますか?
・とっさにハンドル修正が出来ますか?


出来ませんよね。

それともう一つ、

4.jpg

・この状態でぶつかってエアバッグが開いたら・・・
考えただけで怖いですね。

だから教習所や運転免許試験場では禁止されている持ち方なのです。

中には『慣れているから逆手の方が切りやすい』という人がいますが、はっきり言って錯覚です。
またカッコイイ気がするという方は、勘違いです。

カーブの度にわざわざ順手から逆手に持ち替えるだけでも要らない動作が入りますし、
微調整ができる持ち方ではありません。

もし、逆手ハンドルが効果的ならプロのレーサーが使っているはずですが、
そんなレーサーみたことがありませんよね。

単に力が入れやすいだけの危険な持ち方です。
何が安全か?何がカッコイイか?の正しい基準を持ちましょう。

まぁ、それでも「オレは逆手ハンドルが好きだ〜」という方もいるかもしれませんね。
あえて私は批判や注意をしませんが『あ〜あ、( ̄△ ̄)』という冷ややかな目で見守るだけです。

そして事故を起こさないことを祈るだけです。
このブログの読者であるあなたは大丈夫ですよね(^^)/

もしあなたの彼氏や彼女、ご主人が逆手ハンドルをしていたら、
小さな声で『そんな持ち方してカッコ悪〜』とつぶやいてください。

くれぐれも機嫌を損ねないように遠回しに注意してあげてください。
あなたとあなたの大切な人が安全でありますように。

ちなみに安全で正しいハンドルの持ち方は各教材全てに写真入りで詳しく解説してありますよね。
何事も基本が大切です。

では良い週末をお楽しみくださいね(^^)/


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2011-08-05 | Comment(2) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
逆手ハンドルはパワーアシストの無い大型車を運転するときに必要な技術でした。広く普及したのは、運転のプロである大型車ドライバーへのあこがれでしょう。私がこれを習った昭和57年にはすでにパワーアシストの無い大型車などほとんどなく、ボンネットのトラックで一般道路をスムーズに走るための技術として学びました。特に左折時に迅速な操作ができるよう、直前で上体を20度ほど左に向けて肩を入れ、ステアリングホイールは直径60cmほどもあったでしょうか、右手を逆手で1時の位置、左手は順手で9時のに決めて、前輪が角に到達するところで一気に操作しました。本来特に重要なのは切ったハンドルを戻す動作です。ここで手を離すと、1秒とかからずにハンドルは中立そして反対方向まで切れてしまいます。あわてて指を入れると骨折するぞと脅されたものです。
Posted by さんすけ at 2016.08.14 20:24
≫さんすけさんへ
コメントを頂きありがとうございました。
パワーアシストのない当時の車には必要な技術でしたね。

>あわてて指を入れると骨折するぞと脅されたものです。
昔の車は癖があってそれを知らないとヒドい目に会う車種もありましたね。
興味深いお話をありがとうございました。
感謝です。

Posted by 細川 at 2016.08.14 21:34
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