交差点・・・ - 『ペーパードライバーと初心運転者の方へ送る運転の豆知識』

交差点・・・

台風が通過して、
フェーン現象で蒸し蒸し・・・

暑い・・・
昨夜はあまり寝られなかった・・・

エアコンを入れっぱなしだと、体がしんどいし、
切れば暑くて寝られないし・・・

でも、まあ、
私の住んでいるところでは何の被害もなかったので、
そのことに感謝!!

みなさんの地域は大丈夫でしたか?


では、
今日は交差点の話をしてみたいと思います。

指導員の頃、交差点の学科授業でよくしたお話です。

では、問題です。
下の漢字はどう読むのでしょうか?



18歳〜22歳が中心の教習所の生徒さんの
正解率は40%ほどでした。

あなたはわかりましたか?

答えは・・・つじです。

辻とは道と道が交わる場所のことを言います。

すなわち、交差点のことです。
辻という漢字の形態を見てもそのまんまですね。

阿倍野晴明(陰陽師)がいた頃の京都の町中には、

鬼や魑魅魍魎(妖怪などのこと、ちみもうりょうと読みます)が
いました。

この時代(1200年程前)は鬼が出て
人がさらわれたり、食われたりしたとのことです。

では、襲われる場所は何処か!?

それは辻なのです。

道を曲がったら鬼とバッタリ!
キャー!・・・です。

鬼が本当にいたかどうかは知りませんが、

現代でも辻(交差点)を真っ直ぐ進もうとしたら、
横から車が突っ込んできた。

まさに、この車は鬼と同じですね。

辻(交差点)には死角(見えない場所)がいっぱいあります。

また、道には流れ(交通)があります。
2つの流れが交わるところには、摩擦や衝突が起きます。

こんな理由から
交差点では多くの事故が発生する訳です。

教材でも交差点の注意事項と
安全のためのポイントをお話しましたね。

現代では2つの流れをコントロールするために
信号や、交通ルールがあります。

みんなが守れば事故なんて起きないはずですよね。

交差点では十分に注意しましょう!
鬼に会わないように。

では楽しい盆休みを(^^)/




2010-08-12
Copyright © 自動車運転工学研究所 All Rights Reserved.
当ブログの画像や文書などすべての転載転用・商用販売等はご遠慮ください。
Designed by カエテンクロスSEOテンプレート